情報発信にはいくつかのメリットがあって
① 自分の発信が、誰かの人生を良くするきっかけを与えることができる
② 好きなことで生きていけるようになる
③ 自分が共感できる価値観を持つ仲間を集めることができる
④ 自分の生きた証を残すことで、未来永劫生き続けることができる
などなど。
なかでも僕が情報発信にいちばん魅力を感じるのは
ということです。
自分の発信が、誰かの人生を良くするきっかけを与えることができる

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これは僕がある出版社で編集者をやっていた時のお話しです。
ある日の編集会議で、
僕はある格闘家のインタビューの企画を提案しました。
その格闘家が本を出版するということで、その本の内容に絡めた
インタビュー記事でした。
見事、その企画案が通り、
その後、先方への取材アポやカメラマンの手配等を終わらせ
インタビュー自体も問題なく終えることできました。
そして悪戦苦闘しながらもなんとかインタビュー記事を
完成させることができ、ホッとしたことを覚えています。
それから1か月後。
そのインタビュー記事が掲載された雑誌が書店に並び、
その雑誌を読んだ読者の方から読者アンケートが会社に届きました。
ある日編集長から、一枚の読者アンケートのハガキを渡されて
「そのハガキを読んでみな」と言われました。
その読者アンケートのハガキの送り主は
家に引きこもり気味の息子さんを持つ年老いたお母さんでした。
ハガキに目をやると、次のような感想が書かれていました。
「このインタビュー記事を、
家に引きこもりだちの息子が読んで何かを感じたようでした。息子が少し前を向くキッカケが見つかったようで
今回のインタビュー記事に出会えて良かったと思います」
当時は編集の仕事ということで
朝と夜の逆転で生活が不規則。
自宅にも満足に帰宅できていない日々が続くなかでの
インタビュー取材でした。
フラフラの状態で仕事を続けていたので、
ひとつの仕事をやり遂げた達成感しか当時はありませんでした。
けれども、インタビュー記事とはいえ、自分の関わった発信が
誰かの人生の役に立っている。
そのことをこの読者アンケートのハガキを通して感じることできました。
「自分の苦労が報われた」と思ったし、
あとにも先にも会社勤めを続けるなかで
これ以上の仕事の達成感を感じることはありませんでした。
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「自分の発信が誰かの人生のお役に立つなんて信じられない」
って思うかもしれません。
でも先ほどの「やればできる!」のお話しの繰り返しになりますが、
僕でも情報発信によって誰かの人生のお役にに立つことができたんです。
「まさひろさんにできたんだから、自分にもできる」
このマインドで、これから情報発信に取り組んでもらいたいんです。
そして人間は誰しも
「誰かに認められたい」という承認欲求を持っています。
その承認欲求がうまく満たされていないと、
人の注目を集めたいという想いが強くなるあまり
過激な発言や同情される発言をSNSで行うなんてことを無意識にやってしまいます。
またその承認欲求を満たしてくれる安易なモノや人に流されていきます。
「仕掛けられる側」であり続けるのならそれでもかまわないですが、
これから僕らは自分でビジネスを行うことを考えると、
より多くの人に価値を提供する「仕掛ける側」に回らなくてはいけません。
そうなった場合、承認欲求は満たされていなければ、いけません。
その承認欲求を自然なカタチで満たせるのが
「誰かの人生のお役に立つ情報を発信する」こと。
だからこそ、情報発信はとても重要で、メリットがあるんです。
好きなことで生きていけるようになる
Twitterでいえば、
あなたの投稿に対して「いいね!」がついたり、
リツイートしてくれたり。
これは、あなたがフォロワーに対して
「価値を提供できた」ということです。
誰かに価値を提供できたということは、
お金を稼げるということです。
このお話は以前、このメルマガでもお話しさせて頂きました。
ということは、情報発信だけでも仕事として
生活ができるだけのお金を稼ぐことができるということです。
僕もこれまでビジネスの教えを受けている師匠をはじめたくさんの
「自分の好きなことや得意なことをお金に換えて自由に生活している人」に
数多く出会ってきました。
またスポーツ界を見てみると
・野球が好きで野球をプレーすることを仕事にした大谷選手
・サッカーが好きで世界の舞台で活躍する久保選手
などなど。
彼らも言ってしまうと試合で結果を出しているのはもちろん、
「自分の好きなことや得意をお金に換えて生活している」人たちです。
自分が共感できる価値観を持つ仲間を集めることができる
情報発信を続けていくことで、その1人が、2人、3人…と徐々に更けていき、多くの人とつながることができます。
実生活ではまわりの友達や家族に、自分の好きなことを
理解してもらうことができない。
でも、
最初は1人でも、
情報発信を続けていくことで徐々に仲間が増えて、
気づいたらたくさんの仲間があなたの情報発信を楽しみに待ってくれるようになります。
実生活で友達が少ない僕にとっても、この情報発信のメリットはかなり大きくて、ときにくじけてしまいそうになる時にも仲間が支えてくれます。
自分の生きた証を残すことで、未来永劫生き続けることができる

先日、過去に無料ブログに僕が書いた記事を読み返す機会がありました。
その記事を読み返す中で
「うわー、当時はこんなこと考えたんだ」
と恥ずかしい想いをするとともに、昔の自分と出会えた喜びを感じました。
時間はつねに過ぎ去っていきます。
タイムマシーンに乘らない限り、過去に戻ることはできません。
でも過去に自分が書いたブログの記事を読み返すことで
昔の自分の一部と出会うことができます。
自分が書いたブログやメルマガの記事は
これから先、いつか自分がいなくなっても生き続けます。
僕が好きな作家のひとり
司馬遼太郎さんも「竜馬がゆく」という作品のなかで
主人公の竜馬にこう語らせています。
「あんた、きっとえらくなるわ」
(竜馬)「えらくはならん。
しかし百年後に、竜馬という男はこういう仕事をした、と
想いだしてくれる人がいるだろう。そんな男になる」
幕末の時代は書物や口伝えでしか、
その人物がどんな人物で何をした人なのかを残せませんでした。
当然今のようにYouTubeもなければ、ビデオもありません。
長らく、坂本龍馬の存在は日本の歴史から埋もれた存在でした。
その状況をがらっと変えたのが司馬遼太郎さんが描いた「竜馬がゆく」
司馬遼太郎さんといえば逸話があり、
「司馬さんが作品を書こうと思い立つと、その作品に関連した歴史の古書が
神田の古書店街からすべてなくなる」
という噂がたつほど。
司馬さんは丹念に当時の資料を調べ、現地に足を運び死ぬまで作品を書き続けました。
その司馬さんも坂本龍馬が、姉や妻などに当てた手紙などが残っていなければ「竜馬がゆく」という作品は完成しなかったでしょう。
話がそれましたので本題に戻します。
これから先、あなたがいつかこの世からいなくなっても
インターネットが存在する限り、あなたの書いたブログやメルマガの記事は
100年先もいつまでも残り続けます。
インターネットがある限り自分の書いたものが残る。
これってすごいことだし「ロマン」ですよね?
まして歴史にインパクトを残した偉人でなくてもそれが可能なんです。
自分から何かを発信していけば、それが永遠に残り続ける。
百年後に、〇〇という人はこういう仕事をした、と
想いだしてくれる人がいるだろう。
そんなことが可能なのが、情報発信のすごいところです。
ほかにも、
・自分の頭の中の考えが整理される
・伝えるチカラをつけることで、人生が豊かになる
など。
情報発信のメリットは数多くあります。
とにかく僕が何が言いたいかというと、
ってことです。
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