中居正広さん主演ドラマ「白い影」の見どころはココ!

ドラマ

どうも、まさひろです!

僕は幼い頃からTVドラマが好きで今に至るまでTVドラマを観続けています。
その経験の中でも、以前自身のTwitterで「名刺代わりのドラマ10選」ということで
自分のお気に入りのドラマをツイートしました。

今回はこの10選の中で

中居正広さん主演ドラマ「白い影」についてお話をさせて頂きます。

ドラマ「白い影」とは?

「白い影」は小説家・渡辺純一さんの小説「無影燈」が原作のTVドラマです。

1973年に俳優・田宮二郎さん主演の「白いシリーズ」の第1作としてTVドラマとして放送されました。

そして2001年に中居正広さん主演で再びTVドラマとして「白い影」が放送されます。
脚本は龍居由佳里(たつい ゆかり)さん。

ちなみに「白い影」の脚本を担当された龍居さんは他にも
中居さん主演の「砂の器」や和久井映見さん主演の「ピュア」
他にも「星の金貨」や「ストロベリーナイト」等の名作ドラマの脚本も手掛けられています。

「白い影」のあらすじですが、ネタバレを必要最小限にしてお話を進めていきます。

[jin-iconbox01]しかし、ネタバレを含む場合があるのでまだ「白い影」を観ていない方は見終わってから再びこの続きを読んでいただけると幸いです。[/jin-iconbox01]

白い影 あらすじ

あらすじを必要最小限にお伝えします。

看護師の志村倫子(しむらのりこ)はある理由から勤めていた大学病院を辞めて東京の行田(ぎょうだ)病院で勤務をすることに。
行田病院は、大学病院から多くの優れた医師を招聘しており都内でも評判は上々。

倫子は勤務初日の夜勤で急患として幼なじみの戸田次郎が運ばれてくる。
しかし当直医師の直江は病院におらず。
戸惑う倫子だったが同僚看護師の高木亜紀子は、「ここに連絡して直江先生を呼び戻して欲しい」とメモ書きを渡される。
その場所はバーで、直江は当直にも関わらずお酒を飲んでいた。

病院に戻った直江は、負傷し暴れる戸田をいきなりトイレに押し込める。
また戸田の友人たちに「治療費が出せないなら治療しない」と言い渡す。

その後も医師としての非常識極まりない直江の言動に戸惑う倫子。

しかし倫子は次第にそんな直江に惹かれていく…。

白い影 出演者

「白い影」の主な出演者

主人公の医師・直江庸介を演じるのは中居正広さん
実は「白い影」の魅力のひとつは中居さんの演技にあります。その点はのちほどご紹介します。

・直江に惹かれていく看護師の志村倫子…竹内結子さん
倫子のまっすぐで素直さを見事に演じられており、直江先生でなくても惹かれていく理由が分かります。

・直江の同僚医師の小橋俊之…上川隆也さん
医師として非常識極まりない言動をとる直江とは対照的な医師で物語の重要な登場人物のひとり

・倫子の同僚看護師の高木亜紀子…小西真奈美さん
小橋にひそかに恋心を抱く看護師

・末期がん患者の石倉…いかりや長介さん
担当医の直江からは自分の病気がガンではなく、胃潰瘍(いかいよう)だと聞かされている

白い影の魅力① なんといっても俳優・中居正広

TVドラマ「白い影」の魅力はなんといっても俳優・中居正広さんの演技の素晴らしさです。
僕は自身のTwitterで過去こうしたツイートをしました。

上記のツイートでも述べていますが、僕は過去いろいろなドラマを観てきました。

そして、さまざまな俳優さんの演技を見てきましたが素晴らしい日本の俳優さんのなかでも

中居正広さんは、影のある男性を演じさせたら日本でいちばん上手い俳優さんだと思っています。

中居さんは今でも人気タレントでバラエティ番組でも欠かせない存在です。
ゲストの魅力を引き出す能力も抜群なので、一般的にMCとしてのイメージが強いです。

そのため最近は俳優としての中居さんをイメージしづらいと思います。

しかし、このTVドラマ「白い影」を見ればそんな中居さんのイメージが一変します。
どこか影を感じさせる直江先生は中居さんにしか演じることが出来ません。

「白い影」初回の数分は普段バラエティ番組で見慣れている中居さんとのイメージとのギャップに戸惑うかもしれません。

しかし、それも数分だけ。
数分過ぎれば、もう中居さんの存在を忘れます。
画面の中にいるのは直江先生を演じる中居さん。

いいえ正確に言うと、そこには直江先生しかいません。

言葉でどれだけ説明してもバラエティ番組での中居さんのイメージが強いので、共感していただくことは難しいかもしれません。

だからこそ、観て欲しいんですよねこの「白い影」を。

俳優・中居正広の凄さをより多くの人に知って欲しくてこんなツイートを過去にしたこともあります。

最近はなかなかドラマの主演をされない中居さんですが、過去には「ATARU」や「味いちもんめ」など数多くのドラマ作品の主演を務めています。

なかでも「白い影」の演技が素晴らしいと思っているのは僕だけではないようで、Twitterにもこのようなツイートが溢れています。

 

またITmediaが運営する「ねとらぼ調査隊」において

【SMAP】あなたが好きな中居正広さん出演のドラマ作品は?

というアンケート調査が行われました。

そしてそのアンケート調査において数ある作品を抑え見事
「白い影」が第一位を獲得しました。

アンケート結果はコチラ

[jin-iconbox01]ここから先は「白い影」のネタバレを本格的に含みます。この先は「白い影」を実際に見終わってから再び続きを読んでいただけると幸いです。[/jin-iconbox01]

白い影の魅力② 直江と倫子の関係性が深まる過程

医師としての非常識極まりない言動をする直江に看護師として最初は不快感を示す倫子。
でしたが次第に医師として直江を尊敬し始めます。

直江が根底に持つ他者に対しての優しさに気づきはじめ、直江に次第に惹かれていく倫子。

そんな倫子に対して、次第に直江も倫子の素直さや芯の強さに惹かれていきます。
そんな自分に気づきながらも直江は倫子に時としてツラく当たります。
なぜなら、これまで直江は他者に自分の心を開くことを拒絶してきたからです。

直江がなぜ他者に自分の心を開かなくなってしまったのかは「白い影」の作中で明らかになっていきます。

直江と倫子の2人の関係性が様々な患者とのエピソードを通して深まっていく過程が「白い影」が持つ作品の魅力のひとつです。

とくに2人の関係性に最初の変化が見えたのは、末期がん患者の石倉由蔵の件。

直江と倫子の2人がある秘密を共有することに。
この石倉由蔵の件に関しては、のちほどお話させて頂きます。

また直江と倫子の2人の関係性の変化が現れているのが電話のシーンです。

倫子が直江に電話をかけるシーンが度々登場するのですが、注目は倫子の第一声です。

直江が出たあとに倫子は「志村です」と第一声を発しています。
ですがあるシーンから第一声が「私です」に代わっています。

このシーンは直江と倫子の関係性がより縮まっていることを視聴者に向けて暗示させています。

また忘れてはいけないのが、倫子を演じる女優の竹内結子さんの魅力です。
倫子が持っている素直さと芯の強さを見事に演じています。

倫子も竹内さんにしか演じることができません。

中居正広さんと竹内結子さんお2人の素晴らしい演技があったからこそ
視聴者である僕らは直江と倫子の関係性が深まる過程を見守ることができるのです。

白い影の魅力③ 互いの「正義」が衝突! 直江 vs 小橋

医師としてどうあるべきか?

医師としての2人の「正義」が毎回さまざまな患者とのエピソードを通して衝突します。

・倫子の幼なじみ戸田次郎
・末期がん患者 石倉由蔵
・女優の宇佐美繭子

患者にとって理想の医師は小橋なのかもしれません。
看護師や同僚医師からも信頼が厚く、患者に対しての対応も丁寧。

倫子の幼なじみの戸田が入院費用を払えないときは、代わりに自分が肩代わりまでしてしまいます。

戸田に対して、負傷しているにも関わらずトイレに閉じ込めたり、強制的に退院させようとした直江とは正反対の対応です。

また末期がん患者の石倉に対しても直江と小橋の考えは真逆です。

石倉本人にがんを告知せず、「胃潰瘍(いかいよう)だ」とウソの病状を説明し、石倉本人を納得させるためにウソの手術までして、生きる希望を失うことなく、石倉に1日でも長く生きてもらおうとする直江。高齢である石倉には自分が末期がんであるという現実は受け止めきれず、生きる希望が奪われてしまうと直江は判断したんです。

その直江に対して、「患者にウソをつき続けるのはおかしい」として、あくまで石倉本人に末期がんであることを告知し、医師として石倉とともに末期がんに立ち向かう方が良いと考える小橋。

非常識な直江と常識人の小橋。

お互いの「正義」が激しくぶつかることで、視聴者は本当の「正義」とは何なのかを考え始めます。

そして直江、小橋ともに考え方は違っても、根底にあるのは患者のこと。

自分が得をしようだとか、出世のためだとかそういった気持ちがないため、意見の衝突はあっても医師としてお互いの存在を認め合っている関係性です。

それにしても、小橋を演じる俳優の上川隆也さんの演技が素敵過ぎます。
ときに医師として自分からすると理解しがたい言動をとる直江に対して、反発を感じつつも医師として存在を認めている。小橋のその微妙な心理状態を見事に演じています。

小橋も上川さんにしか演じることができません。

ちなみに上川さんと言えば、僕はドラマ「君が教えてくれたこと」がとても印象に残っています。

白い影の魅力④ 真実とは何なのか?

このTVドラマ「白い影」では、直江はいくつかのウソをつきます。

・末期がん患者である石倉に胃潰瘍(いかいよう)だとウソの病状を伝え続ける
・女優の宇佐美繭子の記者会見においてウソの病状を記者に向けて発表する
・直江が自身の病気を倫子に隠すウソ

世間一般では、ウソはいけないことだと教えられています。

しかし、「白い影」のなかで直江がつくウソはあくまで患者のため。
患者の病気を治すだけではなく、生き方や死に方も含めて考えています。

物事を「シロかクロか」で判断した場合、もしかすると直江のついたウソは「クロ」であると判断される可能性が高いです。

しかし、見る角度を変えると必ずしも直江のウソが「クロ」であるとは言い切れません。

・末期がん患者である石倉についたウソも、石倉の生きる希望を保つため。
・女優宇佐美の病状を説明する記者会見でついたウソも、宇佐美の女優生命を守るため
・倫子に対してついたウソも、すべては倫子を愛しているがゆえ

自分のことだと、誰の助けも借りずに他者を寄せ付けず、ひとりでなんとかしようと問題を抱え込んでしまう直江ですが、患者に対してはともに寄り添おうとする。

そのギャップが「白い影」の回が進むごとに視聴者が直江に次第に惹かれていく理由のひとつとなっています。

ちなみに世の中が「シロとクロで割り切れない」という視点はこれからの生き方を考えるうえでも大事な視点です。動画でもその辺りに関してお話をさせて頂いています。

→ 世の中シロとクロで割り切れないことを学ぶドラマ3選

白い影の魅力⑤ 「真夜中のナイチンゲール」

「白い影」の主題歌は、歌手の竹内まりやさんが歌う「真夜中のナイチンゲール」。

この「真夜中のナイチンゲール」は倫子の直江に対する気持ちを歌詞が反映しています。

例えば歌詞冒頭のこの部分

あなたの瞳に映る
哀しみのわけを教えて
どんなに近くにいても
届かない心の裏側

‐「真夜中のナイチンゲール」より抜粋

直江に出会った倫子の気持ちそのものを的確に表していますよね。

続いて

忍び寄る孤独から守るわ
その細く長い指
まとわりつく不安の影を
抱きしめたい

‐「真夜中のナイチンゲール」より抜粋

「その細く長い指」の持ち主は直江のことでこの部分では倫子が直江に対して想う切ない願いが表現されています。

さらに続けます。

何かに追われるように
生き急ぐわけを聞かせて
ふいに見せる微笑み
どこまでも淋しいのはなぜ

‐「真夜中のナイチンゲール」より抜粋

「ふいに見せる微笑み」ってまさに倫子から見た直江のことを表していますよね。

さてこの「真夜中のナイチンゲール」は倫子の直江に対しての気持ちを歌っていると先ほどお話させて頂きました。

しかし、この表現は正確ではありません。
そう感じたのは下記の歌詞を見たときです。

このひとときだけのために(I wana see the one,my love)
(Please let me stay with you,my love)すべてを失うことさえいとわないの

‐「真夜中のナイチンゲール」より抜粋

この箇所は倫子の気持ちを表していると考えるのが一般的ですが、「このひとときだけのためにすべてを失うことさえいとわないの」って部分はまさに、直江の倫子に対しての気持ちを表していると考えました。

今度は歌詞でカッコ書きになっている英語の部分に注目して欲しいんです。
この部分は、竹内まりやさんの旦那さんでミュージシャンの山下達郎さんが歌っているんですが、この部分って実は倫子の気持ちが歌われているんですよね。

その説がしっくりきたのが、さきほどご紹介した歌詞より前の部分。

My love ふたり同じ道 (tell me why. tell me why. tell me why)
My love 歩けなくていい (tell me why. tell me why. tell me why
でも地の果てでもう一度
めぐり逢う約束を交わして

‐「真夜中のナイチンゲール」より抜粋

「ふたり同じ道を歩けなくていい」という言葉に対して「tell me why」=「なぜ、どうして理由を教えて」と反応するのは、直江ではなく倫子ですよね。

直江は倫子とふたり同じ道を歩けない理由を知っているんですが、一方の倫子はその理由を知りません。直江との「ふたり同じ道を歩く」ことを切に願っているからこそ「tell me why」と3度も2回繰り返すんです。

この「真夜中のナイチンゲール」は、

・サビに入るまでは倫子の直江に対しての想いを表している
・サビに入ったあとは直江の倫子に対しての想いを表している

そのため正確にいえば、この「真夜中のナイチンゲール」は

倫子の直江に対する気持ちを歌詞が反映しているのではなく、
倫子と直江のお互いに対しての想いを表現している

というのが正確な表現であると考えます。

そしてこれは言い切れることなのですが、「白い影」を最終話まで観終わった後、街のどこかでふと「真夜中のナイチンゲール」が流れるのを聴くと、必ず直江や倫子のことを思い出すようになります。

また、ドラマでは毎回ラストに「真夜中のナイチンゲール」が流れるのですが、話がいちばん盛り上がるタイミングなんですよ。

「ここで『真夜中のナイチンゲール」が流れるなんて反則」って言いたくなるほど絶妙なタイミングで流れるんですよね。視聴者に涙を流させる起爆剤のような存在です。

[jin-iconbox01]ここから先は「白い影」のネタバレが完全にあります。この先は「白い影」を最終話まで見終わってから再び続きを読んでいただけると幸いです。[/jin-iconbox01]

「白い影」個人的な感想3つ

石倉が直江を評した言葉が響いた

小橋がいかりや長介さんが演じる末期がん患者の石倉を病室のベッドで往診した際、こんなやり取りがあります。

[box02 title=”医師・小橋と患者・石倉の会話”]

石倉:「先生、あとどれくらいで退院できるのかね?」

小橋:「もう少しの辛抱です。頑張ってください

石倉:「頑張れかぁ…

石倉:「でも、この病院に来て本当に良かった」

小橋:「(笑顔で)そうですか」

石倉:「直江先生に会えて良かった。あの人、目が優しくてね。あの目がいつも『大丈夫ですよ』って言ってくれてんだ。『頑張れ』じゃなくて『大丈夫ですよ』ってね」

[/box02]

小橋は患者の石倉に向かって「頑張りましょう」と言うんです。

その小橋の発言に対して石倉はこう言います。

石倉:「病人はね、みんな言われなくても頑張ってるんだよ。直江先生はそれをちゃんと分かってくれている

直江は石倉に対して決して「頑張りましょう」とは言わない。
つねに直江の瞳が「大丈夫です」と自分に伝えてくれていると。

家族や友人に対しても悪気がなくてもつい「頑張ろう!」って言ってしまいがちなんですが、正直、すでに頑張っている人がほとんどなんですよね。

悪気はなくても他人から「頑張ろう!」って言われると何か相手の方が自分よりも上の存在のような感じを受けてしまいますよね。

そして頑張るか頑張らないかはその本人の問題であって、たとえその人が頑張ってないように見えるからと言って、「頑張れ!」と言った側が怒る必要はないわけです。

それは他人の問題に干渉していることになります。
一見冷たいようですが、この他人の問題に介入しない姿勢は「白い影」のなかで直江が他者に対して取り続けている姿勢です。

直江の場合は、他者に心を閉ざしている面もあるため、少し行きすぎな面もあります。しかし患者に対しても干渉し過ぎることなく最後は患者の意志を尊重しています。

七瀬と直江の関係性

他人に対して一定の距離を取り続ける直江ですが、物語のなかで倫子のほかに直江が唯一心を開いているのが医師の七瀬隆弘。

直江が長野の病院に勤務していたときの同病院の院長であり直江の恩師。
直江の病気に誰よりも早く気づいた人物です。

直江のカラダと心を気遣い、直江がいる東京を訪れ「長野に戻らないか」と直江に打診します。その恩師の想いに感謝しながらも、直江は残された人生で医師としてやるべきことを全うしたいとその打診を断ります。

そんな直江に対して、決して自分の要望を通そうとはせず直江の意思を尊重する七瀬。
長野に戻るバスに乗る直前、七瀬は直江に対して握手をしてからこう言います。

頼むから一人で抱え込もうとするな。自分がひとりぼっちだなんて思うなよ。いいな」と。そこでバスの扉が閉まります。

恩師を乗せた長野行きのバスを見送りながら、そのバスの後ろ姿に向かって深々とおじぎをする直江。

いかに七瀬の存在が直江にとって大事な存在なのかを象徴するシーンでした。

自分を信頼してくれる人がこの世にひとりでもいるってことがどれだけかけがえがない存在なのか。そんなことを考えさせられました。

他人に対して一定の距離を取り続ける直江。ときに倫子に対してもツラく当たる直江の姿を見て直江がこの先どうなるのかを心配になった視聴者にとっても、七瀬の登場はホッとさせてくれる存在でした。

あの直江が心を許せる人がこの世にいるってことが知れての安心感ですね。

長野から東京の行田病院まで自分を訪ねに来た七瀬を見つけたとき直江が笑顔になったシーンは印象的ですよね。「あの直江が笑った」と。

七瀬と直江の関係性に関しては、「白い影」の最終話が放送された2年後に制作されたドラマスペシャル「白い影 その物語のはじまりと命の記憶」をぜひ観て欲しいと思っています。このスペシャル版を見ると、七瀬と直江の深い絆を知ることができます。

そのあと再び「白い影」での2人のシーンを観ると、より深く2人の関係性が重みを増していきます。

あなたは自分の人生の時間をどう生きるのか?

「白い影」では直江や倫子、そして患者たちの生きる姿を通して、
「あなたは自分の人生をどう生きるのか?」という生きる姿勢を
視聴者に問い続けてきます。

「できるだけ自分が悔いが残らないような生き方が出来ているか?」
「大切な人との時間を大事にできているか?」
「他者に生きる希望を与えるような人生を歩めているか?」

などなど。

「白い影」を観ることで、僕はこれまでの自分の人生そのものを振り返る良い機会を与えてもらいました。

そしてこの「白い影」では「希望」という言葉がテーマだと考えています。

「希望」とは何なのかに関してはぜひ「白い影」を最終話まで観てご自身でゆっくりと考えて頂ければと思います。

個人個人において出てくる「答え」は違うでしょう。
どれが「正解」だとは言えません。
そもそも「正解」自体存在しないのかもしれません。
でも考えることが大事だと思います。

「白い影 その物語のはじまりと命の記憶」もぜひ観て欲しい!

「白い影」を最終話まで観終わったら、ぜひドラマスペシャル「白い影 その物語のはじまりと命の記憶」も観て欲しいです。

「白い影」最終話から2年後に制作された「白い影 その物語のはじまりと命の記憶」
このスペシャル版は、直江が倫子と出会う前の物語が描かれています。

物語の舞台は直江の恩師である七瀬が院長を務める長野県にある七瀬病院。
七瀬をはじめとした七瀬病院の医師たち、さまざまな患者との出会いの物語です。

このスペシャル版を観ると「白い影」本編における直江の言動のワケを知ることができます。そしてより「白い影」の世界にどっぷりハマることになるでしょう。

「白い影 その物語のはじまりと命の記憶」はエピソードゼロ的な立ち位置で、「白い影」本編を補足するようなカタチの作品。

しかし、このスペシャル版だけでも1本のドラマとして完結できるほどの完成度の高い作品に仕上がっています。極端な話、「白い影」本編を観ていいなくても充分作品世界に没入することができます。

ただし、やはり「白い影」本編を観てから観た方がより作品の世界観と重みを感じながら作品に没頭できます。

この「白い影 その物語のはじまりと命の記憶」もぜひ観て欲しいです。

個人的には、入院患者である女子高校生の真琴とのエピソードがとても印象に残っていますし、直江と真琴とのラストのシーンが切なくも美しかったです。

※ちなみに「白い影 その物語のはじまりと命の記憶」を観た直後の率直な想いを下記のように僕はツイートしました。

「白い影」が持つコンテンツのチカラ

最後のまとめに入っていきます。

僕はTVドラマが好きで多くの作品を観てきましたがなかでも「白い影」はお気に入り作品で、これまで何度も観てきました。

しかし悲しいかな時間が経つとエピソードの細部を忘れてしまっていることもあり、今回はこのブログ記事を書くにあたり再度「白い影」を観なおしました。

スペシャル版を含めてすべての話を観て改めて思ったことは
「白い影」の持つコンテンツのチカラです。

本編が制作されたのが2001年。
スペシャル版も2003年制作。

本編からはおおよそ20年以上の月日が経っています。
ドラマと今とでは細かい時代背景も違いますし、今では誰もがスマホを持っているので、今「白い影」をリバイバルしたら直江と倫子のやり取りも変わってくるでしょう。

しかし、「白い影」は今見ても、ドラマとして古臭さを感じさせません。
今のドラマ作品としても充分通用するクオリティを保っています。

そしてこれから時代がどれだけ変わったとしてもドラマ「白い影」は多くの人の心に残り続けるドラマ作品であり続けます。

そのことは僕の下記のツイートに対して多くのイイね!とリツイートをして頂いたことで感じました。僕以外にも、白い影は名作ドラマであり、時代を経ても名作であり続けるという思いを持つ人が多くいるということを。

では、なぜ「白い影」は時代を経てもなおこれほど多くの人の心に響いたのでしょうか?

原作の素晴らしさ
脚本の素晴らしさ
撮影スタッフの素晴らしさ
主題歌の素晴らしさ

などなど。

素晴らしい点を挙げればきりがないのですが、
とくに大きかったのが、中居正広さん、竹内結子さんをはじめとして俳優の方々の熱量と高い演技力にあったと思います。

「白い影」に登場するどの人物もその俳優さんでなければ成り立たちません。
直江は中居さんでなければ演じられなかったし、倫子も竹内さんでないと演じられなかったと思います。

そして演技のテクニックだけではなく、良い作品を視聴者に届けたいとの俳優さんたちの想いが画面からも伝わってきますよね。

残念ながら、「白い影」に登場した主役級の何人かの俳優さんのお姿を生でお見掛けすることはできなくなりました。続編を望むのは厳しい状況です。

しかし、この世から肉体は滅んだとしても、彼ら彼女らの想いはこの「白い影」という作品のなかで生き続けます。

肉体は滅んでもその人の想いは作品の中で生き続ける

この点こそが、ドラマに限らず、映画、音楽、小説等々あらゆる物語性を持つコンテンツが秘めるチカラです。

そして僕は「白い影」を観終わってから改めて

自分の残された人生を悔いなく生きるためには、
これからは人を感化できるようなコンテンツを個人でも作ることが大事

だという結論に至りました。

だってそうすれば、この世から自分の肉体は滅んだとしても、想いはコンテンツのなかで生き続けることができるんですから。

そんな生き方に僕は改めて価値を感じています。
そうしたことも「白い影」を通して観ることで学んだひとつです。

ここまでいろいろとお話してきましたが、結論をまとめると

TVドラマ「白い影」は時代を経ても色あせることない名作ドラマであり、
かつ今の時代に誰もが観るべき作品

だということです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また!

 

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