梅原大吾の勝負論から学ぶビジネスの成功に必要不可欠の「勝ち続ける」方法論

ビジネス本

どうも、ますだです!

今回は日本人初のプロゲーマーで今も現役の梅原大吾さん
通称「ウメハラ」が書いた著書「勝負論」(小学館新書)を題材に

ビジネスの成功に必要不可欠な「勝ち続ける」方法論

についてお話をしていきます。

「会社勤め以外の収入が欲しい」と副業に興味を持って、
自分でビジネスを行う人が多くなってきました。

しかし残念ながら、せっかく自分でビジネスを行っても
成果が表れる前に途中で諦めてしまう人が多いのも事実です。

正直、副業であるにしろ「ラクして稼ぐ」なんてことはありえません。
結果を出すためには、それなりの労力と時間を要します。

しかし、多くの人が成果が出る前に辞めてしまう。

その原因は「勝ち方」を知らないからです。
今回はそんな「勝ち方」についてお話をさせて頂きます。

 

この記事を読んで「勝ち方」を知れば、あなたは成功への扉を
時間がかかっても開くことができるようになります。

 

それではお話を進めさせて頂きます。

勝ち続けるとはどういうことか?

いきなり本題に入っていきますが、「勝ち続ける」とはどういうことでしょうか?

「勝ち続ける」というと、百戦連勝どんな勝負であったとしても決して負けることなく連勝を重ねるイメージを持ちますよね?

でも、それは大きな間違いなんです。

百戦百勝などは、どんな人間でも不可能です。

打者と投手の「二刀流」で日本・アメリカで結果を残している
プロ野球の大谷翔平選手も

「天才」と呼ばれ数々の最年少記録を塗り替える将棋の藤井聡太棋士も

百戦百勝なんてことは実現不可能なんです。
どんな天才でもいつか負ける時が来ます。

そしてプロゲーマーのウメハラは「勝負論」のなかでこう言っています。

勝ち続ける、というのは、つまり成長し続けているということです。

「勝ち続ける」とは百戦百勝をさすのではなく、成長し続けるかどうか。

目先の勝負に勝ったか負けたかは「勝ち続ける」こととは必ずしも一致しないということです。ここが大きな誤解なんですよね。

ウメハラはこうも言っています。

勝ち続けているかどうかは、短期的な、その場その場の勝敗には左右されません。成長がなければ、勝ち続けることはできません。

そしてはっきりと

他人に勝つことではなく、成長することが勝利である

と明言しています。

そんな彼が常に意識しているのは、「自分自身の成長」であり、自分がつねに成長の軌道に乗っているかどうかです。

あるゲームに負けたとしても、反省をして、成長ができればそれは「勝ち続けられている状態」にある。

この「勝ち続ける」ことに対しての誤解が、多くの人がビジネスの途中で諦めてしまう要因になっています。

努力しても必ず結果に結びつくとは限りません。
そうなるとせっかくの努力が無駄のように思えて、諦めてしまうんです。

目先の結果に左右されている状態ですよね。

しかし、重要なのは結果がたとえ出なかったとしても、

その努力の過程において「自分がどれだけ成長できたか」に気づいて、自分が右肩あがりで成長を続けていることを信じること

です。

勝つことに潜む大きなリスク

誰だっていつも「勝ちたい!」と思って勝負に挑むわけですし、たとえ相手との大きな実力差があったとしても、「負けたい!」とは思わないですよね。

そしてここで注目したいのは実は「勝つ」ことには大きなリスクが潜んでいることです。

人も企業もそんなんですが、実は取返しのつかない失敗をするときって、うまくいっていない時に原因があるのではなく、うまくいっているときに自分を見失って調子に乗っているときに取返しのつかない失敗の原因が作られていることが多いんです。

日本近代化の父と呼ばれる実業家の渋沢栄一も名著「論語と算盤」のなかでこう語っています。

およそ人の禍(わざわい)は得意時代に萌す(きざす)もので、得意の時は誰しも調子に乗るという傾向があるから、禍害はこの欠陥に喰い入るのである。

ウメハラも

大きな勝利を収めた時ほど、意識的に自分にムチを打ってでも自分を追い込むようにしなければならない

と語っています。

勝負の結果自体には重きを置かず、本当に大切なのは
その勝負から何を学び、成長につなげることができたかどうか。

勝とうが負けようが、その過程に至るまでの自分自身の成長に意識を向ける大事さを何度も繰り返しウメハラは「勝負論」のなかで強調しています。

より具体的に「勝ち続けること」や「成長すること」を定義すると、
「できないことができるようになること」「知らないことを知ること」です。

なぜウメハラが目先の勝敗に心を乱すことがないかというと、ゲームの世界に限らず野球やサッカーなどのスポーツ、将棋や囲碁等々の勝敗を競うものの「勝敗」を左右する大きな要素が関係しています。

それは「運」です。
どんなに努力しても、そのときに「運」に恵まれていなければ負けることもあれば、
どんなに実力差があっても、そのときに「運」に恵まれていれば勝つこともあります。

とくに「運」に恵まれて勝つことは勝負の世界では頻繁に起こりえます。

当時弱小であったヤクルトスワローズを常勝軍団に育て上げた名将
プロ野球の野村克也監督

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

との名言を残しています。

野村監督のこの名言が表すように、勝負の勝ち負けは人間のチカラではどうにもすることができない「運」の要素が大きいのです。

世の中は、思い通りにならない。むしろ運に左右されないほどの実力差があるような状況のほうが、特殊なのだ。

特に、勝負の世界では頑張ったから勝てるはずだ、という発想はおごっているし、危険だと思う。

勝負に限らず、自分でビジネスを行う際も「頑張ったから成果が出るはず」と期待して結果が出なかった場合、大きく落胆するわけです。

逆に、幸運に恵まれて自分のビジネスが上手くいったとした場合、「なぜうまくいったのか」を自分が分からない状態では非常に危険なんです。今後の成長につなげられないですからね。

人間は不思議で、不運で負けた時には比較的運を意識しやすいのに対して、幸運に恵まれて勝ったときは、自分の実力だと過信しやすい

「期待」をせずに「信頼」する大切さ

自分でビジネスを行っている誰もが「結果を出したい」と思うのは自然な感情です。
それを否定はしません。

ただ問題は「これだけ頑張ったんだから、結果が出ないとおかしい」と思うことです。
この場合、結果が出なかった際に自分が「敗者」になったような感情を抱き、そんな自分に失望して、ビジネスを辞めてしまったりします。

結果が出ることに「期待」している状態です。
この「期待」がとても厄介で、「期待」どおりの「結果」になっても、
さきほどお話した「勝ちに潜むリスク」に気づかずに将来取返しのつかない失敗を犯してしまう危険性があります。

重要なのは「期待」ではなく「信頼」することです。

具体的には結果がたとえ今でなかったとしても、
自分の成長を「信頼」して、目の前の結果に一喜一憂せずにやるべきことを
淡々と続けていくこと。

結果がどうであろうと、そこに至る過程で自分自身にどういう形でいい変化があり、それを持続できているか。

この自分の成長を「信頼」する姿勢が、最終的には将来の自分が望む「結果」を手繰り寄せるカギになります。

「期待」ではなく「成長」にフォーカスしていきましょう!

効率を追求し過ぎない

自分のビジネスにおいて早く結果を出したいと思うがあまり、効率性を重視して「ムダなことはやりたくない!」って思いに駆られる人も多いです。

少しでも効率的だと思う情報があれば、飛びつき気が付けばノウハウコレクターになんて状態にもなりかねません。

ウメハラは「勝ち続けるため」の具体的な方法論をこう話しています。

まず、僕が強く勧めたいのは、効率を最優先しないことだ。

ウメハラが活躍している格闘技ゲームの世界では、年々新しいシリーズが登場し、そのたびに新しいキャラクターや技が投入され勝敗を左右する定石がそれまでとはガラッと変わります。

その際に、彼は惨敗といってもいいくらいのひどい負け方をし続けて「ウメハラは終わった」なんて声がささやかれ始めるそうです。

目先の勝ちにこだわるのであれば、痛い敗戦の連続は心が折れてしまいますが、ウメハラの場合はそうではありません。

彼はやはり自分の成長に重きを置いています。
この段階では、いかに勝つかという効率性を最優先せずに、基礎を固めていきます。

基礎固めの段階こそ、たとえ最初のうちはボロボロに負けようと、人から笑われようと、納得できるまでじっくり時間をかけて回り道して考え、あえて定石やセオリーとされるものを疑い、時には崩してみる。

効率を最優先せずに、基礎を固める段階で、必ず体験を伴い自分のカラダに感覚として落とし込む。

基礎を正確に習得し、結果としてまったく意識することなく基礎的なことを出せるようにならなければ、その先の個性は発揮されないし、能力や才能が開花することもない

頭で理解しているだけの知識では、一瞬の判断が勝敗を分ける勝負の世界で、いざというときに即座に対応することができない。

基礎があって初めて個性が生まれる。個性が生きて、その先の「勝ち続ける」世界が開けてくる。この順番を間違えてしまうと、後から苦労することになる。

一方、体験としてカラダに覚え込ませた基礎は、勝敗を決する際に個性として即座に発揮することができる。

そしてウメハラは

「勝ち続けたい」と考える人に、僕はまずそれぞれの世界での基礎固めを勧めたい。

と、「勝ち続けたい」と考える人に対して「基礎」の大切さに関して繰り返し説く。

そして、結果が出ないから自分には向いていないと思って途中で諦めてしまう人に対しても

取り組む上での入り口、基礎固めの段階で必要な能力がたまたま自分にないだけで、すべてをやめてしまうのは、本当にもったいない。

と懸念を表しています。

さらに

基礎固めはセオリー、常識の段階であって、「幅」は狭く、オリジナルが入り込む余地はない

その「基礎固め」は地味で結果にすぐ結びつくものではなく、思った以上に取得するまで時間がかかる。
その段階で多くの人が諦めてしまうんですね。

でも、自分の成長を意識すれば、それはとてももったいない行為です。

ある段階で、定石の学習に向いていないことなど、あとあとの世界の広がりを考えればほとんどどうでもいいことであって、むしろ自分のオリジナリティを生み出す種である。そして、セオリーや常識などは、しょせん定石でしかない。時間をかける覚悟さえあれば、努力でどうでもなってしまうのだ。

 

基礎を身につけるには、分解し反復することが大事

「基礎固め」とは、現象としては疑問を持ちながら極めて地味な作業を繰り返すこと。
こうウメハラは定義しています。

その基礎固め」の段階で大事なのは「分解と反復」

そして「どうしたらいち早く結果を出せるか?」と効率性を最優先するのではなく、「自分は何ができないから結果を出せないのか?」(分解)と考えること。

その過程を経て、繰り返し基礎を学ぶ(反復)することでいつか
「無意識にできるようになる」まで分解と反復を繰り返す。

ここで必要なのは「結果を求める」のではなく「なぜ?」を繰り返すこと。

分解には、できないことができるようになるということに加えて、もうひとつ大きなメリットがある。

なぜそうなっているのか、なぜこれがセオリーなのか、どういう構造になっているかなどといった、「定石の本質」が理解できるようになるのだ。

さらに「分解・反復」ができるようになると

分解・反復が得意な人にはスランプらしいスランプがない。不調に陥っても、新しいことに対応できていなくても、分解することによってなぜそうなっているのかを探ることができ、反復練習で克服できるからだ。そしてそれを本人がわかっているからこそ、精神面でも追い込まれることはない。

僕がビジネスを教わっている師匠も含めて、ビジネスで成長し続けている起業家たちを観察してみると、彼らは圧倒的にこの「分解・反復」のスキルがずば抜けていることに気づきました。

だからこそ彼らは変化の激しいビジネスの世界で「勝ち続けている」ことを改めて認識しました。

まとめ

ここまでの話をまとめると

①「勝ち続ける」とは百戦百勝をさすのではなく、成長し続けるかどうか。

②勝負の結果自体には重きを置かず、本当に大切なのはその勝負から何を学び、成長につなげることができたかどうか。

③重要なのは「期待」ではなく「信頼」すること。

効率を最優先しないこと。

⑤「基礎固め」の段階で大事なのは「分解と反復」

「なかなか成果が出なくて心が折れそう」と思ってせっかく始めたチャレンジを諦めてしまうのはもったいないです。

目先の結果に左右されずに、なすべきことをコツコツ継続していきましょう!

それでは、また!

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